★今年の神学校日には来春東京神学大学を卒業予定の加藤太朗兄をお迎えしました。加藤兄の説教を聞いていて、今から25年前に58歳で亡くなった村上英司牧師のことを思い起こしました。青森の黒石で生まれ、八甲田伝道所や秋田の秋南教会で伝道された牧師です。村上牧師は、「牧師は小手先で勝負してはならない。とくに若い牧師は変化球を投げるピッチャーではなく、全力投球をせよ。しかも直球で勝負せよ。イエスさまの福音を人々の心に直球で、全力で語れ。教会は伝道するところだ。いったい今の教会は死にもの狂いで伝道しているか。伝道のエキスパートになれ。伝道一本で勝負せよ」と語り、自ら、直球で勝負し、伝道一本で、伝道者としての歩みを全うされました。 25歳の加藤兄は直球勝負で、福音を力強く語ってくださいました。来春伝道の第一線に赴く加藤兄が、全力で福音を宣べ伝える伝道者となってくださるよう祈り続けたいと思います。
★16日は秋の伝道礼拝でした。教会の周辺に二千枚のチラシが配布されました。一区域100枚のチラシを十数人の方々がご奉仕下さいました。今回のチラシのお招きの言葉に「3月11日の大震災により被災地の方だけでなく、私たち一人ひとりも苦しみの渦中にあります。聖書に聴き、光を、希望を見いだしたいと願っています」と記しました。うれしいことに、チラシを見て、あるいはタウンニュースを見ておいでになった方がおられました。ここに教会があることを、イエスさまが光を、希望を、命を与えてくださる方であることを伝道礼拝の度毎に地域の方々に証ししていきたいと願っています。
★16日の伝道礼拝に引き続き、東日本大震災被災者・被災教会支援、チャリティーコンサート を行いました。このコンサートのため野村成人さん・由美子さんがご尽力くださいました。演 奏して下さったのは、チェンバロの原口真奈美さんとヴァイオリンのイエセンカさんでした。 お二人ともフランスを中心に活躍しておられます。本当に素晴らしい演奏でした。とくにバッ ハの「G線上のアリア」は被災地の方々を慰めていることを聞いていたので、お二人の演奏に 涙を抑えることができませんでした。今一つ感動したのはチェンバロとヴァイオリンによる演 奏と礼拝堂が見事に調和していたことです。「美しい光景、シーン」でした。多くの義捐金がさ さげられました。被災地にお届けします。
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