牧師室の窓から 2026年5月

牧師 田村 博

 

☆教会のためのお祈りを感謝いたします。集会室・牧師館の南側の紫陽花が、今年も咲きそろってきました。気温が高い影響かグングンと成長しているのですが例年より雨が少なく、あっという間に地表が乾いてしまうので水やりに気を使います。どこからともなく聞こえてきた「シュシュ・シュシュ」という声の主を捜してみると、真ん前の電柱の金具の部分の小さな隙間から、ひっきりなしに出入りしているスズメ夫婦を発見。「シュシュ・シュシュ」の声の主は、「餌を運んでよ! お腹が空いたよ! もっともっと!」というスズメのヒナでした。人間の生活のすぐそばで、様々な工夫をしている鳥たちのたくましさを感じました。

☆来年(2027年)10月末の教会創立百周年を迎えるにあたって、茅ヶ崎教会では4つのチームを組織して準備を進めてまいりました。その4つとは、宣教計画、会堂、記念史、式典です。会堂チームでは、現会堂について多角的に検討する中で、昨年度の外装工事、そして今年度の内装工事に取り組んでいます。現会堂は、1952年から1954年にかけて基本的な躯体工事が完成し、その後、塔屋、2階(中高礼拝室)増設、トイレ、そしてスロープを含む正面入口部分と順次手が入れられ現在に至っています。1つ1つのブロックを祈りつつ積み上げて作られた会堂本体部分は、70年という年月を経た今日でもなお、しっかりと立ち続けています。とはいえ、30年後には会堂そのものも100年を迎えるのです。形あるものは永遠に存在するわけではありません。30年たって「100年になってしまった。どうしよう?」と考え始めても、すぐに新会堂が天から降ってくるわけではありません。少なくともその10年前、つまり遅くとも20年後には、どうするのか方向性を固めて一歩を踏み出す必要があります。あっという間です。外装工事は、今後も10年ごとに定期的なメンテナンス(屋根、外壁塗装など)が必要でしょうが、今回の内装工事は、この20~30年間、「入ってみたい、中で静かに祈ってみたい」「主なる神との生きた交わりにここであずかりたい」と願うすべての人の思いをしっかりと受けとめることができるように差し出される「器」を整える取り組みに他なりません。その「器」を満たす中身が大切です。宣教計画、記念史、式典の3チームは、その中身を扱っています。まことの「祈り」が問われます。なぜなら、「器」を満たす中身は、主なる神の御心と切り離しては考えられず、「祈り」なくして御心を受けとめることは不可能だからです。

新緑も益々緑を増し、梅雨を感じる季節になりました。

教会堂の改修工事も進行中で、慣れない集会室での礼拝等、牧師、役員の方々のご苦労を思います。改装後の茅ヶ崎教会の礼拝が、神様のお導きにより新たな歩みをはじめることを祈ります。2026年5月「月報よきおとずれ」をお送りします。(H.U.)

 茅ヶ崎教会月報 2026年5月発行  発行責任者 田 村   博  編集責任者 川 口 節 子

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 №909  編集発行〒253-0055  茅ヶ崎市中海岸4-2-18  日本キリスト教団 茅ヶ崎教会

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