牧師室の窓から 2015年12月

★クリスマスおめでとうございます。 13日(日)は教会学校のクリスマスでした。今年も、教会が祈りのうちに覚えている教会員の子女、お孫さんたちが参加してくれました。うれしいことにご近所の子どもさんがお父さんと一緒においでくださいました。教会員も多数参加し、教会に委ねられた幼い魂が神さまの愛に包まれて成長するよう祈りました。教会学校教師のご尽力に感謝します。  20日(日)はクリスマス礼拝を多くの方々と共にささげることができました。礼拝後の愛餐会では、本年のクリスマスで受洗50年を迎えた兄と姉がスピーチを行い、お二人の半世紀に及ぶ心の旅に耳を傾けました。 24日(木)のクリスマスイヴ賛美礼拝では今年もアレセイア湘南中学高等学校のハンドベル部の皆さんがハンドベルを演奏してくださいました。  もう一つ、わたしたちの教会が大切にしているのは、クリスマス問安です。高齢のため教会においでになることが困難になっている方々を数名の教会員と共にお訪ねして、ベッドのまわりで、クリスマスの讃美歌をうたい、可能な方には聖餐式を行います。本年は14名の方々を5日間にわたって訪問しました。何十年もクリスマス礼拝をささげてきた方々なので、クリスマスの讃美歌を歌い始めると口を動かされる方や聖餐に涙ながら与る方、何年ぶりかで聖餐に与る連れ合いの姿に涙する方がおられました。訪問先の家族も礼拝を共にされ感謝です。「老いる日まで、白髪になるまで、背負って行こう」(イザヤ46:4)とおっしゃる神さまの御心に沿う歩みをと願っています。

★先月もこの欄で紹介しましたが、本年の4月から『信徒の友』の巻頭の祈りを担当していた柳谷明牧師が11月に逝去されました。2016年3月号まで書き上げておられたそうです。2016年1月号の祈りにこういう一節があります。 「イエスさまの誕生は 神さまがどんな時にも共にいてくださることのしるしです。・・・神さま 私たちを歩ませてください。たとえ死の陰の谷を行くときも 復活への道 永遠の喜びへの道を。」 あと数日で新しい年、2016年を迎えます。「たとえ死の陰の谷を行くときも 復活への道 永遠の喜びへの道を歩ませてください」と祈りつつ、歩み続けましょう。

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