牧師室の窓から 2007年6月

★6月24日は日本基督教団創立記念日でした。今年は創立して66年目の記念日でした。日本基督教団の教憲(教会憲法)にはこう記されています。

 「わが国における30余派の福音主義教会およびその他の伝統を持つ教会は、それぞれ分立して存在していたが、1941年(昭和16年)6月24日くすしき摂理のもとに御霊のたもう一致によって、おのおのその歴史的 特質を尊重しつつ聖なる公同教会の交わりに入るに至った。かくして成立したのが日本基督教団である。」
 5月27日の就任式のとき、当教会関係者の出席を上回る多くの方々が参列し祈って下さいました。また、遠方の方々からも祝電やお便りを頂きました。   茅ヶ崎教会の喜びを自らの喜びとして駆けつけてくださったり、お便りをくださった諸教会や兄弟姉妹の祈りを重く受けとめたいと願うものです。

 当教会出身の白戸清牧師と羊子姉(青森、野辺地教会)からの祝電に「地方の小教会と共に、御教会が歩んで下さることを祈り願っております」とありました。地方では牧師を迎えられない教会や、近隣の教会の応援があってもなお毎週礼拝を行なうことが困難になってきている教会があります。
  私たちの教会が「御霊のたもう一致」によって成立した教団の一つの枝として、教団に連なる一つ一つの教会、とくに地方の小さな教会の痛み、苦悩、喜びに敏感でありたいと願っています。   それと共に就任式には教団の教会だけでなく、日本基督教会の方々もおいでくださいました。教派を超えたこうした教会とも祈りの交わりをと願っています。

★6月17日、四竃揚先生をお迎えして行われた伝道礼拝と平和集会はとても内容豊かな恵まれた集いでした。
 午前の伝道礼拝では、御言葉の豊かさに励まされました。また、午後の平和集会での先生の被爆証言は、話す側も聞く側も「つらい」時でした。 先生は証言された日の夜、うなされるそうです。できたら話したくない、思い出したくないことであっても、 平和を作り出すために自分に委ねられた使命だとおっしゃり証言してくださいました。

先生のお働きとご健康が守られるよう祈ります。

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