牧師室の窓から 2008年7月

★6月8日の礼拝で3名の方が私たちの教会に入会されました。3名ともカトリック教会か らの入会でした。その手続きのため、カトリック教会の司祭にお会いし、また、電話でお話 しました。
 40年の牧師生活で、何度か信徒の入会や転出でカトリックの司祭にお会いしたことがあ りましたが、今回ほど、主の教会に仕える仲間、同労者という思いを強くしたことはありま せん。一人の魂のために心を込めて祈り、その人の心の旅を大切にしようという思いが伝わ ってきて、とても励まされました。
 また、プロテスタントでは神学校に進む人が激減しているのですが、カトリックも司祭に なる人の数が少なく、一人の司祭がいくつかの教会を兼務しているとのことです。私自身、 お話を伺っていて感銘を受けたのは、いくつかの教会を兼務する時、小さな教会にとくに思 い入れを強くするとおっしゃったことです。
 私たちも、教会の中ではどの枝(どのメンバー)も同じ重みがあることを、教団の中にあ る教会ということでは、小さい教会も大きい教会も、地方にある教会も都会にある教会も神 様の前では同じ重みがあることをいつも心に深く確かめ続けたいと願っています。

 ★教会のホームページが開設されました。開設にこぎつけるために3名の方が本当に献身的 にご尽力くださいました。インターネットの世界に入り込むことにためらいを覚え、インタ ーネットに無縁の歩みをあえて選びとっていたのですが、3名の方のあまりの献身的な尽力 に心打たれ、先日、『パソコンABC』という本を片手にしながら、教会のホームページを そっと、そっと開けてみました。そうしましたら、成功し、無事に茅ヶ崎教会のホームペー ジをみることができました。「一緒に喜んでください」という心境です。
 私が感動した翌々日、開設されてから最初の日曜日に、ホームページを見ましたとおっし ゃって一人の方が礼拝においでになり、またまた感動しました。 福音を携える働きの一つとして、このたび開設された教会のホームページが用いられるよ う切に祈るものです。

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