☆ 新型コロナウイルスの流行継続、集中豪雨による被害、そして熱中症の危険と、次から次へと困難な状況が生じています。被害を受けられた方々や、その困難な状況と取り組んでいらっしゃる方々の上に、主の格別なお守りがありますようにお祈り申し上げます。
☆ 厳しい日照り続きは、屋外の草木にとっても試練そのものでしょう。詩編1編には、「主の教えを愛し、その教えを昼も夜も口ずさむ人」が「流れのほとりに植えられた木」にたとえられています。大地に根をおろすように、主の御言葉にしっかりとあずかり、主につながり続けることこそ、厳しい環境の中で、わたしたちが霊的な命を保つために欠かせないことです。
☆ このたびNHK・Eテレの「こころの時代~宗教・人生~」にレイチェル・カーソン日本協会・関東フォーラム顧問である上遠恵子姉が出演することになりました(8月30日(日)午前5~6時、再放送9月5日(土)午後1~2時)。テーマは「センス・オブ・ワンダーと生きて」です。レイチェル・カーソンがつづったエッセイ集『センス・オブ・ワンダー』は、自然文学のロングセラーとなっていますが、上遠恵子姉は、その翻訳者です。彼女は、日本基督教団田園調布教会の教会員で、現在91歳ですがとてもお元気に活躍されています。2年前にはわたしが牧会していた調布教会の夏期学校のスペシャルゲストとしてご参加くださり、ご一緒に自然の声に耳をかたむけるときを持たせていただきました。わたしたち人間は、自らの知恵や力を過信すると大切なことを見落としてしまい、大きな過ちを犯しかねません。地球温暖化の目に見える変化に遭遇している今こそ、謙遜な心をもって、主なる神の創られた自然の豊かさに学ぶべきでありましょう。