牧師室の窓から 2008年11月

★11月9日(日)は午前が召天者記念礼拝、午後は三教会合同墓前礼拝でした。みもとに 召されたお一人お一人を心静かに思い起こした一日でした。墓前礼拝はあいにく雨が降って、落ち着いて礼拝できず、残念でした。墓前礼拝では、召された人が、地上ではおぼろにしか 知ることができなかった「神は愛なり」ということを、天上で神様と顔と顔とを合わせ、 「神は愛なり」ということは本当だったと告白しておられること、召された人はどの人も神 様の慈愛に包まれていることに思いを深めようとしました。そうした思いから、葛葉国子さ んの『秋の朝に』という詩を紹介しようとしたのですが、充分に紹介できませんでしたので、ここに紹介します。葛葉さんが幼なくして召された人のお墓に行ったときの詩です。

『秋の朝に』
   主は おさなきものの おくつきに やわらかき秋の陽光をおくりたもう
   主は おさなきものの おくつきに りんどうの紫の花を咲かせたもう
   主は おさなきものの おくつきに おだやかな優しい思い出をおきたもう
   おさなきものは み国にて のこりしものは 地の上にて
   ともに みまもりのみ手にやすけく 主をあおぎまつる この朝――

★11月16日(日)は秋の伝道礼拝でした。アレセイア湘南中学高等学校のハンドベルク ラブの皆さんをお迎えしました。「ほのぐらい灯心を消すことのない」イエス様の優しさを若 い姉妹たちがハンドベルで奏でてくださいました。
 ご高齢の姉妹が、礼拝で「アメイジング・グレイス」の曲が流れてきたとき、どうしてか 分からないが、涙がどっとあふれ出たとおっしゃいました。
 演奏して下さった姉妹たち、指揮や引率のため労して下さった先生たち、本当にありがと うございました。

目次