★かつてはどこの教会でも教会学校に多くの子どもたちが集っていたのですが、現在は多く の教会で、出席人数は大幅に減少しています。私たちの教会もそうです。毎週数人です。 ところが、10月17日(日)の朝、私たちの教会に子どもさんが次々とやってきました。平 和学園幼稚園の子どもさんです。「かみさまはなにをたべるのですか」「かみさまはなにをす るのがすきですか」「しんだらどうなるのですか」「かみさまはどうしてにんげんをつくった のですか」等々、多くの疑問をぶつける園児たちに、教師たちがそれでは教会に行って牧師 先生に聞いてみようと提案し、園児が十数人、親と幼稚園の教師が二十数人おいでになりま した。そのため教会学校の礼拝は四十人を超えました。教会学校教師は突然のことで讃美歌 のコピーを作ったりして大慌てでしたが、うれしい礼拝となりました。数日後、平和学園幼 稚園を弁当持参で訪ねました。園児たちに大歓迎され一緒にお弁当を食べました。その後一 時間以上質問攻めでした。小さな子どもさんの持つ素朴な問いを真摯に受けとめるとともに、 幼い魂の健やかな成長を祈り続けたいと願っています。
★今年は月に一度、同じ法人のアレセイア湘南中学高等学校の生徒礼拝説教を依頼されてい ます。火曜日の朝、15分の礼拝です。六百人余の若い人々に福音を取り次ぐ難しさを毎月覚 えていますが、神さまの愛の大きさ、豊かさ、深さを何とかお伝えしたいと願っています。
★17日は秋の伝道礼拝でした。伝道委員の方々の呼びかけに教会員一人一人が応え、チラシ を配布し、ポスターを自宅前やコンビニの前に貼り、祈って備えてきました。伝道委員の一 人は、土曜の夜、礼拝堂が満員になる夢を見たそうです。夢は「正夢」となり、当日、平和 学園幼稚園の教師たちやホームページで見たという人、家庭集会のメンバー、久し振りの方 々等多くの方がおいでくださいました。
★イエスさまの種蒔きのたとえ(マルコ4:3~9)を原語で読んだ時の感動を思い起こします。 道端に落ちた「種」、石だらけで土の少ない所に落ちた「種」、茨の中に落ちた「種」、いずれ も単数形ですが、良い土地に落ちた「種」は複数形です。蒔かれた種のほとんどが豊かな実 を結ぶ、そのことを信頼して種をまき続けよう、とイエスさまはおっしゃっています。希望 を持ってみことばの種を蒔き続けたいものです。