牧師室の窓から 2007年9月

★9月17日(月)は教会修養会でした。『茅ヶ崎教会六十年史』によりますと、礼拝堂の移 転を余儀なくされたのは、1951年4月でしたが、その年の9月に不二寮で第1回教会全 体修養会が「教会生活」という主題の下に開催されました。出席者は40名でした。それ以来、献堂式が行われた1964年以外毎年行われてきました。茅ヶ崎教会が修養会を軸にして教 会形成に励んできたことがよく分かります。本年も出席者は45名で、普段の日曜日の礼拝 出席数とほぼ同じ人数でした。主題は《茅ケ崎にある神の教会 ~コリントの町にある教会に 励まされて~ 》でした。今年は教会創立80周年ゆえ茅ヶ崎教会の80年の教会形成の歩み をコリントの教会の教会形成と重ね合わせて振り返ってみました。今号には当日証しされた 方の証が掲載されています。いずれ当日の主題講演をこの月報にと願っています。

★今年度の茅ヶ崎教会の年間聖句は「良い知らせを告げる者の足は、なんと美しいことか」 (ローマ10:15)です。 既に故人ですが、山梨英和学院の院長をされた内藤正隆先生が大学卒業の時、主任教授か ら「内藤君、君はこれから主会に出て、頭で行くか、腕で行くか、心で行くかどれかね!」 と問われたそうです。内藤先生は、頭で行く自信はない、腕で行く力もない、心で行くこと もできない、しばらくためらって、「先生、僕はその三つとも自信がありません。足で行こう と思います!」と答えたことが先生の著書『信仰と教育』に記されています。私はこの文が 好きです。私も足で行きたいと願っています。

★10月30日は茅ケ崎教会が創立して80年の記念日です。そこで10月28日(日)に 感謝礼拝を行います。80年の歴史の中で与えられた恵みを感謝を持って数え上げ、さらに 90年、100年に向っての幻を、展望を示される感謝礼拝をと願っています。

目次