牧師室の窓から 2007年10月

★10月の日曜日は4週とも特別な思いを持った日曜日でした。

 第一日曜日は世界聖餐日でした。今、世界には国と国、民族と民族の紛争さらに飢餓等、 心痛む課題がありますが、世界中の教会が天におけると同じように地に御心をと祈りつつ聖 餐式を執り行いました。世界聖餐日は1936年、アメリカの長老教会が10月の第一日曜日を 世界聖餐日として定めたのが最初です。私たちの国でも1945年から世界聖餐日が守られる ようになりました。1936年は戦争を避けることができない状況下でした。1945年は大き な犠牲を払って戦争が終結した年です。そうした時に、世界の教会が聖餐式を同じ日に守り、 地に平和をと祈った祈りを大切にしたいものです。

★第二日曜日は神学校日・伝道献身者奨励日でした。東京神学大学を来春卒業予定の若い神 学生、田中光兄がおいでくださり教会学校そして主日礼拝で説教してくださり、会員一同励 まされ、神学校のため、神学生お一人お一人のため祈りました。私どもの教会からはこれま で岡崎晃牧師、宮崎徹牧師、白戸清牧師、大森清一牧師、柳田剛行牧師が献身していますが、 さらにそうした志を持つ人が与えられるよう祈りたいと願っています。

★第三日曜日は秋の伝道集会でした。プログラムⅠとして伝道礼拝、プログラムⅡとして 小田一葉さんのチャペルコンサートでした。多くの人々と共にみ言葉に聴き、神様の恵みを 心から賛美できた一日でした。

 そして、第四日曜日は教会創立80周年記念礼拝となります。

 私どもの茅ヶ崎教会が、混沌とした世界のただ中で、この時代そして地域でどういう使命 を果たしていくのか、祈りを深くした10月の教会の歩みでした。

★9~10月、有志の方が二階和室の窓枠二つのアルミサッシ化工事をしてくださいました。 1996年から12年かけて23面ある会堂窓枠すべてアルミサッシになりました。「教会を手作 りで」という姿勢が今もなお続いています。

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