牧師室の窓から 2025年6月

牧師 田村 博

☆梅雨に入ったかと思ったら、昨年の酷暑を思い出させるような天気が…。極端な気候の変動は、依然として健在のようです。創造主なる神様によって形づくられた地球が、人間の自分勝手な行動によって悲鳴をあげているような気がいたします。主にあるお一人ひとりのご健康が、霊肉共に守られますように祈ります。

☆今年度の教会修養会ですが、昨年度に引き続き外部講師をお迎えして開催いたします。その講師の都合で、日程は10月5日(日)となりました。午前の主日公同礼拝は、通常の主日礼拝とまったく同じ式次第・流れで行ないますが、礼拝説教は修養会の発題を兼ねたものとなります。また、聖餐式は今回に限って次週(10/12)に変更です。具体的な内容、タイムスケジュールは、修養会委員会が作成するご案内をお待ちいただきたいと思いますが、私たちが茅ヶ崎教会の自らの姿をしっかりと認識しつつ、主体的に教会形成を行ってゆくために、「教会のヘルスチェック(健康診断)」にチャレンジしてみたいと思います。講師は、2022年の西湘南地区信徒研修会の講師もなさったキスト岡崎さゆ里宣教師・エイブラハム宣教師です。ご夫妻は、米国改革派教会(RCA)の宣教師で、東京教区南支区を拠点としつつ全国の教会、団体をさまざまなかたちで応援しています。その働きの一つに「教会のヘルスチェック(健康診断)」があるのですが、これは、元々RCAの教会のために米国で開発されたものをご夫妻が日本の教会の現状やニーズを加味して改良したものです。私たちが設問に直感的に回答してゆくことによって得られるデータをもとに、私たちが漠然と感じていることを「見える化」したり、意識していなかった長所にあらためて気づいたり、知らず知らずのうちに陥っている状況を認識したりするのに非常に有効です。私も東京教区南支区内の教会在任中には同支区の世界宣教委員会の委員をさせていただきました。以来20年以上にわたって両宣教師のお働きを間近で拝見させていただいている一人です。両宣教師の多忙なスケジュールにもかかわらず、「この日なら」と奇跡的に日程が備えられ感謝しています。どうぞ今からご予定ください。

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