牧師室の窓から 2020年7月

☆ 集中豪雨によって各地で被害が生じていますが、関係者に被害が及んでいる方々の上に、主の格別なお守りがありますようにお祈り申し上げます。また新型コロナウイルス感染状況についても、依然として先行き不透明な状況が続いています。このような中、教会員および関係者の皆様のお祈りとご協力により、主日礼拝を守ることができていますことを感謝申し上げます。礼拝、各集会にご参加の際には、換気、マスク着用、入口での手の消毒の徹底に、ご理解、ご協力をいただければ幸いです。また主日礼拝の手引きは8月以降も、しばらくの間、月毎に発行することになりました。体調に不安を感じられ、ご自宅で礼拝をと判断される場合には引き続きご利用ください。

☆ 今月は、7月第1、第2の二回の主日礼拝説教を掲載していただきました。それぞれに“どのように救われたのか(7/5)”“どのようにして献身へと導かれたのか(7/12)”という証し含んでいます。証しを語ろうという計画があったわけではないのですが、主日礼拝のために示された御言葉に導かれて、語るように促された結果です。このように、主に逆らい、主の御声を聴こうとしなかった者を、主は憐れみ、愛して導いてくださいました。ただただ、主の栄光のみが崇められますように。

☆ 牧師館の玄関前には、いただいた2本のヒマワリの苗がすくすくと育ち、花をつけました。成長のスピードには違いがあり、片方の苗の方が明らかに背丈が勝っていたのですが、何日か雨が続いて足早にその前を通り過ぎる日が続いていて、ふと気づくと、その背丈は逆転していました。どうしたのだろうかと近くで観察すると、緑色の芋虫がバリバリと葉を食べているではありませんか。少し前に気づいて対処すれば、このようなことにはならなかったはずだった、と悔しい思いをしました。何度も前を通って見ていたつもりだったのに、肝心なところを見過ごしていました。信仰生活も、見ているつもりでうっかりしていると、思わぬ“芋虫”に、霊的な“養分”の経路を遮断されてしまう、といったようなことが起こるかもしれません。主日礼拝、聖研祈祷会、そして日々の御言葉の養いは、わたしたちの霊的生活、霊的成長にとって欠くことのできないものです。主は、御言葉の光の中で、取り除くべき“芋虫”を発見させてくれることでしょう。

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