★21日(月)、茅ヶ崎館で第64回教会修養会が行なわれました。現会堂の建築の審議が始まった1951年から、献堂式が行なわれた1964年以外毎年行なわれています。今年のテーマは「茅ケ崎教会の中期計画についての話し合い~茅ヶ崎教会が大切にしてきたこと、これからも受け継ぎたいこと~」でした。ご高齢のため、ご病気のため出席できなかった方が多く、出席者は33名でしたが、中期検討委員会から昨年以来検討して来た四つの課題について報告を受け、それに基づいて五つの分団で語り合いました。本年、わたしたちの教会は創立88周年です。先人から受け継いだこと、次の世代に託すべきことを確かめることを大切にしたいと願った秋の一日となりました。
★過日の鬼怒川氾濫で常総市が大きな被害を受けました。須賀川教会の牧師の太田春夫牧師が、すぐかけつけ、水海道教会の様子を知らせてくれました。太田牧師は水海道教会の出身の牧師です。教会堂は床上50センチ以上の浸水、牧師館は1メートル50センチも水没、教会の幼稚園は今、新園舎を建築中ですが、プレハブの仮園舎は床上50センチ以上の浸水、新園舎は基礎工事が終わったばかりですが、3割以上搬入されていた資材はすべて泥水に浸かってしまったそうです。幼稚園バス、牧師の車、パソコン、ピアノ等多数が使用不能になったとのことです。水海道教会のため主の支えをと祈るとともに、わたしたちのできる支援を、と思います。
★国会で19日未明に、安全保障関連法案が可決されました。井上ひさしさんが、『子どもに伝える日本国憲法』で「私たちは戦をする力を持たないことにする。また、国は戦うことができるという立場もみとめないことにした」と語っているように、憲法9条の心を心としてわたしたちは戦後70年歩んできたのですが、その方向を大きく転換してしまいました。しかし、この度のことで、若い人々が立ち上がり、自分の言葉で発言し始めたことは大きな希望です。シールズの一員の奥田愛基さんは、公聴会で国会議員に「どうか、政治家である前に、たった一人の個であってください。自分の信じる正しさに向かい、勇気を出して孤独に思考し、判断し、行動してください」と訴えました。こうした若い人の訴えに真摯に応えたいと願うものです。