***牧師室の窓から***
2010年 11 月


★先日、T姉から感動的なプレゼントが届きました。3センチ位の小さな折り鶴の千羽鶴です。茅ケ崎教会の御病気の方々に差し上げてくださいと、送ってこられました。T姉のお便りに は「受け取られた方々が喜んで下されば何よりの喜びです。喜ばれるお気持ちが嬉しいばか りです。お大事にと祈っています」とありました。
 T姉は94歳です。原爆で家族四人を亡くしました。名前を知らない何十万の人の命を一 度に奪い、今もなお被爆した方々を苦しめている原爆のため大きな、大きな悲しみを経験 したご高齢のT姉が、原爆が再び使用されることがないように、世界に一日も早く平和が 訪れるよう祈りつつ、名前も知らない御病気の方のために祈りつつ毎日毎日鶴を折ってい る姿を思い起こすとジーンとくるものがあります。早速、何人かのご病気の方々にお届け しました。
 T姉の折り鶴を見ていて、讃美歌464に思いを深めました。

 「いずみのほとりに 咲きいでたる つゆけきさゆりの ゆかしきかな
 かよわき足もて 平和のみち ふみゆく子らこそ かくもあらめ
 つゆけきさゆりも ときを経なば ゆかしきいろかは うつろいゆかん
 さはあれ主イエスを したう子らに たまわるさかえは かぎりあらん
 ただ主にたよりて ゆかせたまえ みあとをふみつつ とこしえまで」
  

 かよわき足であっても、イエスさまを慕い、みあとをふみつつ平和を祈り、鶴を折り続け るT姉の存在は、まさにいずみのほとりに咲く一輪の百合の花です。T姉の祈りを神さま は重く受けとめておられることを信じるものです。

★10月末から体調を崩し、ついに肺炎になってしまい、皆さんにご心配をおかけしました。 受診したとき、これまでの病歴を問われました。7歳〜8歳の時小児結核、20代は喘息、30 代〜40代は幾たびか肺炎、50代から60代は時折高熱、と言いますと、すべてが関連してい ると言われました。やはり「呼吸器系」「肺」が問題のようです。前任地の教会員の医師が、 病気とたたかうというより、病気と共に歩むことが大切です、とおっしゃっていたことを思 い起こしました。
 自分の健康を少し過信していたことを反省しています。「思い上がることのないようにと、 わたしの身に与えられた一つのとげ」として受けとめ、できないことはお委ねしながら奉仕 させて頂ければと願っています。