***牧師室の窓から***
2009年 6月


★6月14日(日)は花の日礼拝として、一年に一度の子どもと大人の合同礼拝でした。 生まれて4ヶ月目の赤ちゃんから幼児、小学生、高校生の11名の子どもたちが出席しま した。二千年前、大人と子どもたちが一緒にイエス様のお話を聞いたように、子供と大人 が一緒にみことばに耳を傾け、神様を讃美しました。礼拝に引き続き、子どもたち一人ひ とりを紹介し、これからの歩みが神様に祝福されるよう祈りました。その後、子供たちか ら80歳以上の教会員に小さな花束がプレゼントされました。花束を子供たちから受取っ たジェントルマンたちは胸ポケットにそれを挿し、ニコニコと家路につきました。本当に 和やかな日曜日でした。

★21日(日)は春の伝道礼拝でした。アジアキリスト教教育基金(ACEF)のスタッフ として20年近く働いておられる井上儀子さんをお迎えしました。ACEFはバングラデシ ュの初等教育を受けられない子どもたちに働きながら勉強できる「寺子屋」を贈る活動と 共に開発途上国の諸問題に取組む青年を育成するため年に二回バングラデシュへのスタデ ィーツアーを行っています。井上さんは三十数回、青年たちを引率してバングラデシュに 行っています。バングラデシュの子どもたちの目の輝きと民族衣装を身に着けた井上儀子 さんのさわやかな笑顔に励まされ、「分かち合って」生きることをもっともっと大切にし たいと心から願った一日でした。

★一昨年の伝道礼拝にお招きした四竃揚牧師が『平和を実現する力〜長女の死をめぐる被 爆牧師一家の証言〜』を出版されました。広島には原爆が投下された時の広島教会の牧師 であった父の一郎牧師、母のわくりさん、姉の佑子さん、弟の更牧師、弟の招さん、そし てご自身の証言をまとめました。12年間、広島教会に赴任したものとしてこの本の冒頭に、 推薦の言葉を書くことを求められました。この本に、原爆が投下されて大けがをした佑子 さんが疎開先の弟たちに書き送ったはがきのコピーが掲載されています。父も母も兄も未 だ消息が分からない、でも姉ちゃんがいるからと健気に弟たちに書き送ったはがきです。 涙なくして読めません。佑子さんは9月4日亡くなりました。若くして亡くなった佑子さ んの死を重く受け止めた戦後の四竃先生ご一家の歩みを心に深く刻み、後世に伝えていく 責務があります。多くの方々にお読み頂きたい本です。