牧師室の窓から0801
***牧師室の窓から***
2008年 1月


★新しい年、2008年を迎えました。  毎年、年賀状には、その年の自分の思いが言い表されている詩を紹介することにしています。2007年はトーマス・ドーシー作の黒人霊歌でした。

「尊き主よ、わが手を取りたまえ、われを導き、われを立たしめたまえ
われは衰え、力弱く、疲れ果てたり 嵐の中、闇夜を突き抜けて
われを光に導きたまえ 尊き主よ、わが手を取りて みもとに導きたまえ」

   今年の年賀状に、昨年のドーシーのこの詩に共感すると書いてこられた方が何人かおられ ました。互いに「衰えと力弱さと疲れ」を覚える年齢になったからでしょうか。それだけに、尊き主にわたしの手を取って頂きながら、新しい年、主に従う歩みをと願うものです。
  ところで、本年、2008年は茅ヶ崎に来て初めてのお正月でしたので八木重吉の詩を紹 介しました。昨年、私たちの教会は創立80周年記念の礼拝をささげましたが、茅ヶ崎教会 が誕生したのは、八木重吉が肺結核のため南湖院で30歳の若さで亡くなって4日目でした。年賀状で紹介したのは、亡くなる前年の詩です。
 
「イエスの名を呼ぶこと イエスの像を心に描くこと
イエスについて人に述べること 出来るかぎり人をゆるし人にやさしくし
素直な瞳をもちつづけること そういうことを趣味にしたい
結局いつもそこへ考えが落ちてゆく様にしたい
ものの尺度がそこへ落ちてゆく様にしたい
イエスに近づくために最后の一銭を支払うことが 出来るようになりたい」

八木重吉の素朴な信仰に励まされつつ茅ヶ崎の地で歩みたいと願っています。

★私たちの教会は日本基督教団という全体教会の一つの枝です。 沖縄から北海道まで1700余の教会があります。今、教団が「聖餐式」を巡って揺れています。教団の根幹を揺るがす事態です。イエス様が「いさおなき我を 血をもて贖い」招き給うの が聖餐式です。教団であれば、全国のどこの教会の礼拝に出席しても、同じ思いで聖餐にあ ずかることができるようでありたいと切に祈り、願うものです。